少数のペンを携帯するビジネスマンには、カバンやポケットにも納まりがいいスリムなペンケースがぴったり。
しかし、ペンケースはスリムなほど中身を確認しにくく、ペンを取り出すことが困難になります。
ペンをスムーズに取り出せなければ、ビジネスシーンでスマートではありません。
「MEKURU」はスリムでありながら、その課題を解決します。
MEKURUの特徴は、ファスナーを背面側にまで回したこと。その工夫により、上部を「めくって」中身をすぐに取り出すことができます。
この「めくる」感覚が、気持ち良いのは、約2mmの贅沢な厚革ならではの手応えです。
厚革仕様で裏地が擦り切れる心配もなく、末長くご愛用いただけます。
ファスナーを大きく開けば、机の上に置いたままで便利なペントレーとして使うこともできます。
ブランドロゴは、なるべく目立たないようにペンケース本体でなく、引き手の革に小さく刻印し、シンプルなデザインを損なわないように配慮しました。
また、ファスナーやステッチの色は、それぞれの革のエイジング後の色とのバランスを考え、細かくコーディネートしています。ファスナーだけで革にあわせて4色使い分けています。
細部に及ぶこだわりにより、洗礼された佇まいになりました。
収納できるペンは3~4本。
コンパクトだから、無駄のないサイズ感にこだわりました。
ステッチで革を合わせず、ファスナーがそのままマチになり、サイズに一切の無駄がありません。
格別な革とちょうど良いサイズ感が心地よいペンケースです。
イタリア・トスカーナ地方に9世紀初頭から伝わる「ヴァケッタ製法」。その伝統を今なお守り続けるテンペスティー社のエルバマット・レザー。エルバマットは、最も美しく丈夫で最高級と言われる北欧産の成牛のベンズ(胴)を自然の樹木のタンニンでなめし、じっくりとオイルを染み込ませた革です。 通常の1.5〜2倍(原皮の約20%)のオイルを加える特許製法で、オイルケアも不要です。
エルバマット は、見事なまでに美しく色艶が深まり、数あるイタリアンレザーの中でも際立つ存在です。
詳しい革の特徴・メンテナンスは
About Elbamatt Leather
Cammello(らくだ):定番のカラー。次第に美しい飴色に変化します。
Lattuga(レタス):綺麗な若葉色から、深い艶とともにオリーブ色に。
Texas Agave(アガヴェ):青白い色から、深海のような青緑へ。
Texas Piombo(鉛):グレージュから彩度の低い深い焦げ茶へと変化します。
La Perla Azzurra(ラ・ペルラ・アッズーラ)社は、植物タンニンなめしの生誕地と言われるイタリアトスカーナ地方、サンタクローチェで1967年に創業。以来フランス産の厚みある良質な原皮と、徹底的にこだわり抜いたアルゼンチン産のケプラチョタンニンを使用し、最高級のイタリアンレザーを作り続けている老舗タンナーです。
Alaskaは、表面をワックスがけし、さらにドラムに入れて、シボ感を出しています。その表情は、まるで白銀のアラスカの氷の大地。ワイルドな自然なシボが魅力です。
使うほどに表面のロウが擦れて消えていきます。まるで白い雪から自然が顔をのぞかせ始めた春のアラスカのように、革本来の表情があらわれます。
表面のワックスと自然なシボにより、エルバマットに比べ傷がつきにくいのが特徴です。
色艶が深まり、エイジングの醍醐味も堪能できます。
Birch(樺):柔らかなベージュを覆うロウが白樺の樹皮を連想させる。
Noce(くるみ):くるみの実をイメージしたカラー。シボに残るロウがくるみの殻の深いシワのよう。
Grafite(黒鉛):明るいグレーのカラーの下から、黒鉛のようなダークグレーがあらわれる。
毎日何度も開閉するファスナーは、数々のハイブランドがこぞって採用するYKKの最上級ファスナー「エクセラ」を採用しました。エクセラと通常のファスナーとの違いは、エレメントの一つ一つに丁寧な磨きがかかった精緻を極めたつくりです。
しかし、ルーペでも使わなければ外見上はほとんど違いがわかりません。それに、むしろ通常のメタルファスナーの方が、最初は動きがスムーズだと言えば、驚かれるでしょう。エクセラは、噛み合わせに遊びが少ないので、使い始めは固く、少し引っ掛かりを感じる場合もあります。
では、なぜエクセラなのか。
それは、耐久性が全く異なるからです。精度の悪いファスナーほど噛み合わせが甘く、動きは軽いですが、長く使ううちにファスナーが外れるなど、トラブルが発生します。務歯(噛み合っている金属部分)の一つ一つを丁寧に磨き、精緻を極めたエクセラの耐久性は、通常のファスナーの数倍あると言われています。動きも使い込むほど滑らかになります。
エクセラは間違いなく日本が誇る技術力の結晶です。
引き手の革は取り外し可能で、好みのキーホルダーやタッセルを取り付けやすい形状です。
多くブランドの財布は海外縫製ですが、SYRINXの無駄のないミニマルなデザインには高い精度が求められます。そのため、SYRINXの製品は、国内の革職人が1つ1つ丁寧に仕立て、MADE IN JAPANの品質と安心を提供しています。
アラスカ革を使用した限定品がクラウドファンディングサイトMakuakeで、目標額の267%・555,660円を達成し、非常に多くの方に共感いただきました。