SYRINX

エゾシカ革バージョンを新規追加

2016.06.02

エゾシカ革

命を無駄にしない、エゾシカ革を採用

革のバリエーションとして、独特の風合いと、他の革にない柔らかさが特徴のエゾシカ革を新規に追加します。

森と文明

シュメールから始まった文明は、その多くが誕生から衰退まで森と命運を共にし、森と共に文明が生まれ、森の喪失と共に滅んでいきました。

産業革命以後、主なエネルギー源は、木から化石燃料に移行し、太古の文明のように、エネルギー源として木が刈り尽くされることは、あまり見られなくなりました。しかし、日本に限らず、世界的に多くの森で、鹿や猪が増え、既存樹の樹皮や植林したての苗木が食べられるなど、森林環境が持続できなくなる状況になりつつあります。また新たに鹿の増加が熊の増加を引き起こしています。

エゾシカ革について

エゾシカは北海道全域に生息し、ニホンジカの亜種の中で最大です。繁殖力が強く、オオカミという天敵を人が奪ったため、森の植生を破壊し尽くすまで増加しています。そのため、森とエゾシカと人が、将来にわたって良好な共生関係を築くためには、適正個体数を保つことが重要です。平成22年度以降、個体数抑制のために捕獲されたエゾシカは、毎年10万頭を超えています。しかし、エゾシカ革は、表面に野生動物ならではの傷があったり、供給が不安定で、ほとんど有効活用されることなく、ただ廃棄されています。

エゾシカ革を採用

自分たちの都合でオオカミを滅ぼしてしまった我々には、エゾシカの命を奪うことへの責任があると考えています。そこで、我々は、このエゾシカ革を使って、SYRINXのスピーカーのラインナップを拡充しました。
ラインナップ

革の新たな使い方を提案するSYRINXは、この北海道の大自然の恵み「エゾシカ」の命を無駄にせず、尊重し、最後まで大切に使います。
さらに、エゾシカ革の新たな可能性を広げ、多くの方にその存在を知ってもらい、エゾシカ革の有効活用を社会に広めていきたいと考えています。
行く行くは世界にその活動を発信していきたいと思います。