HITOE® FOLD ARIA
- Foschia -
小さな薄い財布
クラウドファンディング に関して
日経新聞社・未来ショッピングにて、12月17日(木)からクラウドファンディングを開始致しました。
https://shopping.nikkei.co.jp/projects/hitoe-fold-aria
想像を遥かに上回る、多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございます。
開始わずか1時間半で、1,000名様を超え、未来ショッピング歴代最高額を更新致しました。
ご支援いただいた皆々様、ならびに本プロジェクトをサポートいただいている皆様に、心より感謝申し上げます。

完成された機能美ヘ
開始わずか5分間で1200個を超える支援を集め、革小物のクラウドファンディングの国内最高額(※)を樹立した「HITOE® Fold」。(※ 2020.10.12時点)
その話題作がさらに薄く、小さく、軽く、強く、使いやすく「ARIA(アリア)」シリーズとして新登場。
洗練されたデザインと精緻を極めた技により、息を呑むほど完成された機能美へと昇華しました。
右利き用、左利き用をお選びいただけます。

HITOE® FOLDとは

「薄い」だけでなく、「小さい」財布を追求したHITOE®シリーズの進化形、それが、「HITOE® FOLD」です。
シンプルなデザイン、スムーズな使い心地、十分な収納力、キャッシュレス時代に相応しい理想を追求し、創意を凝らし、デザインしました。
空気のような軽やかさ「ARIA(アリア)」

イタリア語で「Air(空気)」を意味する「ARIA(アリア)」。オペラや宗教音楽における、叙情的な独唱歌の意もあります。
薄く、軽く、空気のように存在を感じさせない。それでいて、美しく、独創性溢れる、それが「ARIA」シリーズです。
「ARIA」には、薄革の「ベタ貼り(全面糊付)」を用います。
皮革製品の最高の贅沢と言われる技法で、薄く漉いた2枚の革を貼り合わせ、より強く、より軽く、より薄く仕上げます。
表革の白い粉はブルームといわれるワックス(蝋)です。使うほど擦れて浸透し、透明感のある表情があらわれます。
内装革は、ワックス加工を施していない同色の革。開いたときに、外装と美しいグラデーションとなります。

薄さ際立つ「HITOE®(単)構造」
財布が厚くなるのは、カードとコインが重なるから。これを解決するのが「HITOE®(単)構造」です。カードとコインを重ねず、従来の財布より圧倒的に薄くなりました。
さらに、重なる革は、わずか4~5枚。
紙幣5枚、カード5枚収納してもわずか10mm。圧倒的な薄さです。
重量もわずか約33gしかありません。

デザインへのこだわり
1 「完璧とはこれ以上削れない状態である」
「星の王子さま」の作者サン=テグジュペリが残した言葉です。
これ以上削れないほど研ぎ澄まし、残された要素と使いやすさを直結すること。それがSYRINXが目指す「完璧」です。
金具をなくしたスムーズな開閉、小気味良い出し入れ、ポケットで存在すら忘れる薄さ。
HITOE® FOLD ARIAのシンプルなデザインと快適な使い心地は、完成の域に達しています。
2 薄さの追求
外観の特徴である「縫代」を「巻き込み(下図)」に変更すれば、約2mmほど小さくすることができます。
それでも「巻き込み」でなく「縫代」にする理由。
それは「薄さ」を追求するためです。「巻き込み」は、小さくなっても、革の重なりが増え、厚くなり、この財布のコンセプトである「薄さ」と矛盾します。
研ぎ澄まされた緊張感や、凜とした佇まいは、そのコンセプトを際立たせることで、纏うことができます。
SYRINXは、その極致を目指しています。


3 自然の摂理に則ったデザイン
「黄金比はなぜ美しいのか?」
黄金比とは、フィボナッチ数列(1 2 3 5 8 13 21・・)を一辺とする正方形を螺旋状に繰り返してできる長方形です。およそ1:1.618に収束します。(下図)
そして、自然界には至る所にこの数列が隠れています。木々の枝、血管の分岐、花弁の数、ひまわりの種。また対角線上の頂点を結ぶ螺旋形は、貝殻、台風、渦巻銀河など。ピラミッドやパルテノン神殿、富嶽三十六景など、美を極めた芸術にも見出すことができます。
自然の摂理に従ったものを人は美しく感じます。自然や生命と深く関わりがある、故に、フィボナッチ数列に基づく黄金比も、心の琴線に触れるのでしょう。
大切なのは、各要素を黄金比にすることではありません。細部から全体に至るプロポーションが、フィボナッチ数列を為す事で、自然の摂理に則った均整のとれたデザインになるのです。
HITOE® FOLD ARIAには、そのような秘密を忍ばせています。

考え抜かれた7つの使いやすさ
薄さやコンパクトさだけでありません。それぞれの動作が、最少のアクションで完了するように、使い心地も追求しました。
1 特許出願のストッパー
フラップ右上にある三角部分を、収納するカードに掛ける独自の留め方を発明しました。
フラップのストッパーとして機能すると同時に、カードのストッパーとしても機能します。


2 革で挟む、それだけ。
革で挟むだけの外観。金物やフラップなど、余計なものが何も突出しないので、ポケットの中で引っ掛かりがありません。

3 「くの字」でスムーズな開閉
カードとコイン境目を「くの字」に曲げると、簡単にフラップが外れます。このワンアクションでコイン、紙幣、カード、全てにアクセスし、素早く会計できます。

ストッパーに触れる必要はありません
4 紙幣はそのまま
紙幣は折らずにそのまま差し込むだけ。視認性も高く、取り出すのも簡単です。札押さえは、エッジが流れるようにストッパーと連続するデザイン。ストッパーをガイドに、横から引っかかりなく出し入れできます。縦にも出し入れ可能です。
5 カードはスムーズに
ストッパーを掛けるための切り欠きを活かし、スムーズにカードを出し入れ可能です。また、指がカードの裏に深く入り、挟みやすくなっています。
6 浅いコインポケット
浅いコインポケットなら、必要なコインをすぐに見つけて、サッと取り出せます。財布を閉じればコインがこぼれる心配はありません。999円分(15枚)入ります。
7 長く美しく愛用できる
縫代は限りなく小さく、長く愛用しても型崩れし難いデザインです。また、財布のトラブルは、ほとんどが縫製や金物が原因です。
縫製は最小限、たった3本しかありません。さらに、端部や中央部など擦り切れやすい箇所を避け、無理な負荷もかからないように工夫しています。金物は一切使用しません。
長く美しく愛用できる、シンプルで丈夫なつくりです。

Made in TOKYO へのこだわり
SYRINXのミニマルなデザインには高い精度が求められます。豊富な経験と高い技術力をもつ老舗の革工房で、SYRINXのこだわりを丁寧に実現しています。
十数トンもの圧力で革を貼り合わせ、コバ(革の断面)は磨き上げ、縁は熱したコテで細い線(ネン引き)を入れ、細部にまで妥協なくこだわっています。
デザインから製作まですべて東京で行い、世界に誇るMade in TOKYOの品質をお届けします。


知的財産保護の取り組み
「HITOE® Fold ARIA」は、国内で3件の意匠登録を取得し、1件の特許を出願しています。さらに、グローバル展開を視野に、米国・欧州・中国・台湾・韓国・オーストラリアなどで国際意匠出願しています。
箱を開ける喜びを
保管時もご利用いただける、ジャストサイズの専用の化粧箱に入れてお届けします。贈り物にも最適です。

おもてなしセレクション2020

日本独自の文化や美意識を、シンプルなデザインに昇華させたことが高く評価され、HITOE® FOLD -Liscio-は「おもてなしセレクション2020」に選定されました。
~おもてなしセレクションとは~
世界各国の審査員に選ばれた日本のおもてなしクオリティ。
繊細な心遣いや匠の技から生まれる日本を代表する優れたおもてなし商品に与えられる賞です。
製品仕様
外形寸法:約 W9.0 x H9.1 x D1.0 cm
紙幣5枚・カード5枚・コイン適宜収納時
最大容量:紙幣15枚・コイン15枚・カード6枚
製品重量:約33g
革 :イタリア製 植物タンニン鞣し革
生産 :日本
※ 財布は縦方向でお使いください。
※ 製品の保証・取扱上の注意点はこちらをご覧ください。
「Aria」には、薄革の「ベタ貼り(全面糊付)」を用います。
皮革製品の最高の贅沢と言われる技法で、薄く漉いた2枚の革を貼り合わせ、より強く、より軽く、より薄く仕上げます。
2枚の薄い革を、折り曲げても浮きやたわみなく、1枚だと錯覚するほどに仕上げるには、豊富な経験と熟練の技術が必要です。
芯材を用いないため、革の厚さ0.1mm単位で、特性が大きく変わります。 また、貼り合わせる革の組み合わせで、柔らかな風合いから、強いコシまで、張り感も異なります。
様々な素材、厚さで試行錯誤を繰り返し、仕様を決定しています。
エイジングについて
表革に使用するのは、タンニン鞣しのダブルショルダーを、ホワイトワックス加工した革で、白い粉はブルームといわれるワックス(蝋)です。使うほどに表面のワックスが擦れて浸透し、透明感のある表情があらわれます。
内装革は、ワックス加工を施していない同色の革。キメ細やかな銀面で、開いたときに、外装と美しいグラデーションとなります。
ショルダーは、バラ傷や色ムラ、血筋やトラ(シワ)などが多く含まれる部分でもあり、天然皮革ならではの表情を堪能できます。
オイルもワックスも十分に含まれるため、メンテナンスは特に必要ありません。
表面はデリケートで、傷つきやすいですが、過度に神経質になる必要はありません。よく手にとりご愛用いただくことで、色艶の深まりとともに、傷やシミも馴染んできます。






HITOE® Fold -Liscio - と比べ、 -Aria- が新しくなった点を整理します。
1 薄く、そして丈夫に
革の厚さを極力薄くし、銀面を張り合わせることで、耐久性を高めつつ、これまでより大幅に薄くなりました。重さも軽くなり、わずか約33g。最軽量クラスになっています。

2 札押さえの追加
数多くご要望の声をいただいていた札押さえを追加しました。
ストッパーと一体のシンプルなデザインで、外革と縫い合わせることで、財布の耐久性も向上しました。
またストッパー短辺のステッチは、負荷の大きな箇所でしたが、札押さえとストッパーを一体にすることでなくなりました。ステッチを減らすこと、ステッチに大きな負荷がかからないようにすることは、長く愛用できる製品とするには、大切な視点です。

3 内部も滑らか
内部まですべてのパーツがベタ貼りです。裏側も銀面(革の表面)で、紙幣の出し入れも滑らかです。

4 さらに小さく
小さかったサイズが、さらに横2mm、縦2mm小さくなりました。

5 左利き仕様
多くの方からご要望いただいていた左利き仕様もリリースします。
Q. 開閉のコツはありますか?
A. コインとカードの境目を「く」の字にまげていただけるとスムーズにご利用いただけます。閉じる際は、蓋を上から押さえながら「く」の字曲げると、三角の革がカードにかかります。三角の革には触れないようにするのがコツです。
Q. 閉じると歪みが出ます
A. 三角の革を財布の外側に掛ける誤用が原因です。カードのみに掛けるようにしてお使い下さい。
Q. 硬貨は溢れませんか?
A. 財布を閉じている時、硬貨が溢れることはありません。開いた際も、多少、下向きにしてもコインポケットの蓋で、硬貨が留まるため溢れません。
Q. レシートはどうしたらよいでしょうか?
A. レシートは、紙幣の下に重ねて収納下さい。
牧場では牛がストレス無く健康に育つ様に放牧飼育されています。革にはその牛が『生きた証(ナチュラルマーク)』が刻まれています。
この革のように、顔料や型押しで隠さずに素地を活かした仕上げでは、ナチュラルマークがある場合もあります。
ナチュラルマークは、良質な天然皮革の証であり、使い込むうちに、製品の唯一無二の味となります。
バラ傷・血筋


ぶつかったり、喧嘩したりしたときの小傷、虫刺されの跡です。自然に近い環境で育つほど多くなります。個体によって深さや長さ、大小様々です。

血管のあとで、銀面・床面、どちらにもよく見受けられます。
トラ

首回りから背骨沿いに良く見受けられる深いしわの跡です。イタリアンレザーは、トラがあればあるほど美しいと表現され親しまれています。 背骨周りはもっとも繊維密度が高く、強度的な問題はありません。
色ムラ

繊維密度の差などにより色むらが生じる場合があります。革質の不均一が原因ですが、革が天然素材である限り、避けることができません。
唯一無二の革の個性としてご了承お願いします。
SYRINXの製品は常識の範囲内で本来の目的のためにご使用いただいた場合、素材や構造的な欠陥に関してご購入日より1年間の保証期間を設けています。
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