Liscioシリーズの革の変更
これまでLiscioシリーズは、イタリアTempesti社のELBAMATTのみを採用していましたが、革の供給体制を改めることをご報告させていただきます。
革に使用する原皮は、食肉加工の過程の副生産物です。しかし、近年、飼育期間の短縮のため、飼料のハイカロリー化が進む傾向にあり、原皮の革質の劣化が、各社で顕著となっています。その一方で、SYRINXの事業拡大と共に、革の使用量も急拡大しています。
良質な革を安定的に確保するため、今後は、複数のタンナーから革を供給いただく方針とします。あわせて、これまでのカラーラインナップおよびカラーコードも変更します。
新規採用予定は、Tempesti社に加え、
Badalassi Carlo社
Conceria 800社
Lo Stivale社
となります。
Tempesti社を含め、いずれも最高品質のヴァケッタレザーを生産するタンナーです。
各社革の特性が異なりますので、商品ごとに適した革を見極め、使い分ける予定です。床面の処理方法などの仕様も一部変更となります。
あわせて、色構成・色名も、変更が生じます。
特に、各商品FragolaとLattugaは、徐々に廃番で在庫限りとなります。
混乱を招き、ご迷惑をお掛けいたしますが、よろしくお願い致します。